骨折

プレート固定

金属の板を使用して骨折を整復します。強度があり、基本的に術後早期から足を使わせる事が可能です。
当院では従来のプレートに加え、2種のロッキングプレート(synthes LCP、kyon ALPS)というプレートを状況に応じて使い分ける事で、様々な骨折に対してプレートによる確実な治療を行う事が可能です。

症例1 橈尺骨骨折
10ヶ月 トイプードル
橈尺骨の骨幹部単斜骨折が認められました。
LCP2.0mm を使用し、整復しました。術後早期から患肢の使用が可能で、1ヶ月ではほぼ正常に負重が可能となりました。

症例2 脛骨粉砕骨折
2歳 スコティッシュフォールド
マンションからの落下により脛骨の粉砕骨折が認められました。
髄内ピンとALPS6.5を使用して整復を行いました。また、海面骨の移植も行っています。包帯を併用して少しずつ足を使わせ、術後一ヶ月で包帯なしで生活できるようになりました。

症例3 骨盤骨折、仙腸関節脱臼
12歳 ミニチュアダックスフンド
交通事故により右腸骨体骨折および左仙腸関節脱臼が認められました。
CTにて骨折の確認と共に膀胱の一部の損傷が疑われたので数日内科治療を行った後、ALPS6.5とラグスクリューにて整復を行いました。
術後数日で歩行が確認でき、一ヶ月後にはほぼ正常な歩行が確認できました。

症例4 大腿骨骨折
5才 ミックス犬
落下により大腿骨の分節型骨折が認められました。
ラグスクリューとLCP2.4mmにて整復を行いました。
術後数日で患肢の着地が確認でき、1週間で歩行も可能となりました。